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エステコラム“ハート&ソウル”玲子プロフィール

Vol.45 - 「シンメトリーとアンメトリー」-
 

先日知人の主催するイベント?に参加しておりました。
主催日数日前にメールにて「無農薬ハーブの料理を食べるツアー・・・in知多半島」というのが届き急遽参加することになりました。
たまたま1ヶ月前に主人とセントレア(中部国際空港)までドライブがてら行っていたところだったので(そんな気分で)身近な気分でご飯を食べる程度にしか考えず何の用意もせず(普段のままの持ち物)の参加でした。
着くと知多半島の南端の丘(山?の上)一面ハーブ畑。雨が降ったり止んだりの天気の中、足元はおぼつかない状態。ハーブだか雑草だかもうわかんない!!!長靴でくればよかった!靴やばい・・・。エナメル系だから拭いたらなんとかなるかー・・・いやそうであってくれー・・・おいおい・・・。など思いながら丘の中央に用意してあったテントまで何とか行きふんだんにハーブ使った料理を自然の中(やや雨降りの中)頂くことに・・・。
なかなかフレッシュなハーブを「これでもか!」というくらいふんだんに使い肉・魚料理は都会のお店で食べると高くつくかも・・・。(など考え)今日土から取りましたよ!っという野菜も新鮮(あたりまえだが)で甘みがありよかったです。

知多半島の南端。大西洋が左右に見えちょうどその海風が丘に添ってまたは直接に向かってくる。その風を感じ思わずこの場所にも栽培されていた「ローズマリー(ハーブ)」のことが私の頭に浮かんでいました。
私はアロマセラピストでもありますが、ローズマリーは学名Rosmarinus officinalisという学名を持ちます。このrosmarinusはラテン語の「海のしずく」という言葉から由来しています。
これはこの植物が水辺に好んで生育するためついた名とされています。
歴史ではローズマリーは肉の保存に良く使われたハーブです。今回の肉料理はチキンですでに出来上がり熱が冷めている状態でテーブルにあった為ローズマリーがどの程度肉料理に使われたのかは「?」でしたが鯛を蒸し焼きにした料理には鯛の前後左右おなかの中までローズマリーがぎっしり敷き詰めてありました。確かにハーブ料理でした。
ですが其の時すでに私の頭の中はハーブよりも食い気に走っていたため他から見ると香りを深く味わい女の子らしくおいしく食べるという光景(姿)ではなかったようです。うーんかなりがっついていました。一番に食べていた位ですから・・・。(よくおばさんではなくおじさんキャラの方に言われる私です)

随分題名「シンメトリーとアンメトリー」から外れた内容ですかね。
いやいやこの題名を思ったのはこのハーブを育てている方のお話を聞いていてなのです。
ここは一切農薬を使わずハーブを育てているためハーブそれぞれがシンメトリーではないというコメントからなのです。「ここのハーブはシンメトリーのハーブはひとつも無く全て個性がありアンメトリーです。」とおっしゃったのです。
「シンメトリー」という言葉を聴くと観相学を教える私はやはり反応してしまうのです。
シンメトリーはよく美しさの代名詞のように取り上げられる言葉です。メイクアップアーチストなどもモデルさんの顔をシンメトリーに目指すメイクすることで美しさを作り上げて行きます。そうです。シンメトリー=美と多くの人は認識しているのです。
美を基準にしてこの丘のハーブ畑を見るとうーん・・・美しいとは言えないのです。ですが良く見ると葉は揃ってないけど結構いい葉っぱ達なのです。青々して香りもしっかりしていて摘んで食べても案外いける。
うん個性を感じました。そのため思わず写真をバシャバシャ(何に使うでもないのに)撮っている私がいました。「嶋田さん。仕事モードだよー」など言われつつ。

「アンメトリー」これは個性という言葉と強く結びつく言葉です。
このアンメトリーの「顔」で有名なのが以前3大テノール歌手といわれたパバロッティ(お亡くなりになりましたが)この方の顔が本当に有名です。
欧米の顔を研究している翻訳本などを読むと結構取り上げられていたりします。「なぜパバロッティの顔は左右あれほどに違うのか?」とそのことを延々まじめに分析して本にしちゃっているものもあります。
日本のある(元NHKの)メイクアップアーチストをされていた方が書いた本の中に、ご自身がパバロッティにメイクをしたときのことを書かかれている章がありました。その本とその欧米の本とを比較し面白いなーと思った事が其の頃ありました。
其の方の本に「自身でわざと左右に個性をもたせるためにアンメトリーな顔のメイクされるまたは希望される・・・。」いうのが印象に残っています。
パバロッティは「恋心を歌うため左の顔で心から出る優しさを出し、反対側右の顔では怒りの強さを表現したい。」 顔を左右使い分け喜怒哀楽を強く表し歌に役に入り込む。そのことによって今歌っているオペラへの気持ちにと彼を導くこととなる。そのことがあの声となり観客を魅了する結果となる。アンメトリーにすることで彼の個性が生かされ魅力となり魅了する結果となる。
わざとアンメトリーにすることが彼の考える美意識による内面と外面の一致になる。(メイクによりさらに)そのことが更にその存在感を引き出すこととなる。
「どう見せたい」の意思を持つ顔。あえて「意思や心または生き方の見える顔」そんな魅力ある顔をしている人に多く出会いたいなと思うのです。ブラウン管を通してであったとしても。
アラフォー世代になると自分でときめきを造る努力もしないといけないお年頃となりますからね。(笑)

人それぞれの価値観ですが、シンメトリーの先に繋がるであろうと連想させられる「美しい」という言葉や表現は何だか人形を連想させるような表現に思い私はあまり好んで使わない言葉です。
でも「魅力」という言葉は動きを感じる言葉なため賞賛の意味で人に対して私はよく使う言葉となっています。魅力があり魅了されるとはその中に血であり個性を私は感じてしまうのです。そう生命力を感じるのです。その生命力であり「動」の姿。「意思」を感じるのです。意思とは「知・情・意」に繋がる言葉。意思というエネルギーを持つ人によく魅了されてすぐポーとしてしまうところが私にはあります。でも近頃そのような方になかなかお会いしていませんね。残念ながら。あー魅了されたい。
魅了されるような人にはなかなか会わないけど知多半島にて潮風にさらされながら強く生きているハーブ達にこのアンメトリーと個性そして生命力を感じたのでした。

長くパバロッティのCD聞いてなかったなー。あの左右の(主に)眉の違う(いや顔つきも違ったよな)CDジャケットをちゃんと見ながら大音量で聞きたいな〜「動であり生命力を感じる歌声に出会いたいな〜」と思う今日この頃でした。




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