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耳の形そのものがその人のイデオロギーを表していると言われています。
イデオロギーや哲学・・・それもそうなのですが性格と判断し見ることも可能な場所です。
耳はその人の持っている20歳までの生き方の中で形が作られます。そして年を取れば体調なども表される場所でもあります。耳は箇所により見方がいろいろできる場所でもあるのです。 |
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耳は音を聞くそして体の平衡感覚を保つ場所。それはよく知られている機能ですよね。
耳の型。漢方ではこれは腎臓とほぼ同じ形であるといいます。漢方でいう「腎」とし耳をとらえ見るとは腎臓・副腎・泌尿器・生殖器その他のことを表すということ。耳は生命力そのものを表すとされ、これが衰えると下半身の衰えにつながり生殖器・生命の力が減衰しているとされます。腎臓が悪い場合には耳が小さくなり汗をかきやすくなったりする場合があるとされています。
そして耳にも年齢とともに皺がでてくる人がいます。主に耳たぶの皺のことですが、この皺も35歳以上の人にみられるとされています。耳たぶは動脈の毛細血管が多く存在し脂肪も多い場所です。体内の動脈硬化が進むと耳たぶの硬化がいち早く出て耳たぶ内の血流が減少すると耳たぶの脂肪の栄養不足により萎縮し皺ができます。
発生学的に耳と心臓は形も似ていて近い存在とされています。中年の人で耳たぶに皺のできている人がいます。老化現象として表れている場合もありますが心臓病の予兆や実際その関連の病気をしたことのある人などに多い皺の形があります。この形は民族性に関係はない現象だったと記憶しています。
耳から連想する病気というと難聴・耳鳴り・めまい・メニエール病などを連想しやすいですよね。ですがそれ以外の身体のこと老化のことそんないろいろな体調のことを知らせてくれる場所でもあるのです。目安といえども奥が深いです。顔のことは知れば知るほど奥が深く考えさせられることが多いと日々思うのでした。 |
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耳の形は人それぞれ。このごろは女性だけではなく男性も髪が長い人が多いので隠れている事が多くなってしまった場所。見ることが少ない場所となっているのかもしれません。皆さんご存知のように耳の主な役割は音を聞くということ。人の話を聞きたいと思うとおのずとよく聞こうと「耳を空ける」しぐさをします。そのような時女性は髪を耳にかける自然的態度をされることも多いのではないでしょうか。
平安時代の女性は耳を決して見せませんでした。つつましさが大切であった平安時代とは違い現代はより多くのことを自分の耳で聞き自分で判断をしていかねばならない時代となっています。そのことは自分で選ぶことのできる時代であるということ。そのことは自律を必要とされている時代だともいえるということではないでしょうか。
耳は下にいくほど低音の処理をするといわれています。そのため耳が上付きで耳たぶの薄い人は行動が早いといわれています。耳が下付きで耳たぶのある人は音がゆっくり伝わるので聞いたことを咀嚼してから行動に移りますからカッカすることもなく人徳のある人といわれています。
耳の形はその人の育ちがでます。耳の上部/3の発達はその人の知性への関心を表し、耳の中部/3はコミニケーション能力やその人の行動力を表し、耳の下部/3は人格そしてその人が肉体的なことの注意を払っているか。「ゆとりある暮らし」に関わることが表れる場所とされています。またそのようなことが部分によって確認できる場所でもあります。
耳たぶの大きい人は日本では女性が4割といわれています。また現代は男性でも耳の大きく耳たぶも立派な人そして厚みのある人を見かけることは少なくなってきているように思います。兄弟も少なくなってきて親も一人に時間をかけてあげることができる現代。
耳の変化それはそれだけ(私も含め)それぞれが大切に育てられ大きくなった証拠であり現代を写す鏡なのかもしれませんね。 |
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