4月になり保険制度が変わり75歳以上の高齢者にはなかなか厳しい保険制度となりそうな予感。今後の私達世代は病気が出来ないということを国の事情も含め本格的に心に留めておかねばならない・考えていかねばならない時代に入ってきました。
私は5年くらい前から生活習慣病予防指導士という「者?」でもあります。
同じタイトルをお持ちの方々で積極的な方々は都道府県主催の健康増進活動などで活動されている方々も多いようです。が、何かとガッツの薄い私は公的に活動するというより自分のクライアントや身近な人に対して必要な時だけその力を発揮するというスタイルでやってきました。(それならなにも指導士でなく予防士で終わればいいのですが・・・)
ガッツはないけど一応指導士の知識のある観相学を教える私だからこそ言える「顔」からみる生活習慣病のことを書いてみようかと思います。
生活習慣病とは昔で言う成人病のこと。昔は贅沢病とか言われていました。私がここでくどくど生活習慣病とは「・・・」とか言う事はやめますね。耳が痛いだろうから・・・。
顔とつなげているのは生活習慣病になりやすい人の行動パターンがあるから・・・。
そのことを「タイプA」「タイプB」と分けていてタイプによって顔や行動に特徴が現れるということがわかっているからです。
ではそのタイプAとかタイプBとかいうものはいったい何なのでしょう?
タイプAとは・・・なんでも大急ぎでやらないと気がすまない。人に負けたくない。どんなことがあっても絶対生活パターンは変えないという堅い性格の持ち主。
タイプBとは・・・タイプAの反対の人。
でここで問題にしたいのはタイプAの方です。タイプAの人は会社でいう猛烈サラリーマンタイプで管理職などに多いタイプ。海外の研究でタイプAの特徴表情に「にらみつける」というのがあります。ただにらみつけるだけで怒りの表情をださない。その兆候をなるべく早く消し去ろうとする(管理職が多いからか?そんな表情を表にしていたら世間に受け入れられない事をよく知っているからか?)パターンが多いと研究ででています。
心臓病危険因子に敵対心が強い性格か怒りの感情かどちらかというのがあります。
怒りの手がかりは唇の赤い部分が狭くなること。唇が薄くなること。唇が薄くなるのは初期の怒りの兆候。そのため唇の薄い人を見るとその人が不機嫌、もしくは冷酷、敵意を持っていると勘違いし見てしまうのは世界共通です。
先日テレビに出ることで電話にて打ち合わせをしていた際「唇が薄い人は情が薄いと言われることが多いが、違う見方ができるならそれを言って欲しいとの話がありました。」
前回?コラムにフジテレビの出演時のことを書きましたが、テレビで放映された内容は(バラエティなので)「口が薄い女性は部屋がきれい」という問いに対して研究の余地があるかないか・・・。この際私は「仰月口(やや薄めの弓形に湾曲した艶のある口)は良妻賢母の口なので部屋はきれいかもしれない。でも口角があがってないとそうは言えない。」とコメントしました。
唇を横に引くしぐさをする時ってどんな時でしょう。真剣に物事に向かっている時・怒っている時・笑っている時様々です。その際歯に力が入っているのかそうでないのかによって口角の位置(上・中・下)が変わります。案外笑って口を横に引く時はそれほど歯に力が入っていないものです。ですが怒っている時真剣な時はどうでしょう。奥歯をかみ締めることでこめかみに力が入り目の周辺も緊張状態にあるのではないでしょうか?その際怒りを感じていたら顎もやや上に向かい口に力が入り横に引くしぐさになっているのではないでしょうか?その場合唇は内側に引っ張られ見た目薄く見えるのではないでしょうか?
何かの本に「自分の考えに気をつけよう。それは言葉になる。そして言葉は行動に。行動は習慣に。習慣は人格に。人格は運命になる。」というのがありました。
捉え方は自由に選択できます。その捉え方をどうするのかで感情は安定すると思います。結果、健康QOL(クオリティオブライフ)に違いを造ることができると私は思います。
観相学では「顔は脳の看板」そう見立てることで、心の現象を見取り、また運を開き、更に運をつくり、運をもらう助言を説くことを目的にしています。
自分をとりまく環境はなかなか変わりません。ですが自分で自分の顔を見、育てることでも心と身体の健康を育むことができると私は思っています。そう「ちょっと行き過ぎてたかな?」と振り返ることも、いつも突っ走っている人には必要なことなのではないでしょうか・・・。日々の考えや行動が運命となって心筋梗塞で倒れたりしないためにも・・・。(ちょっと怖いかしら)
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