近頃は顔(観相学)に関連した話が多くセラピーに関連する話が少なかったように思います。
今回はこの季節に相談にこられるトラブルのひとつ背中のトラブルについての話にします。
背中のトラブル・・・背中のニキビ・赤みを帯びたニキビ・赤みから茶色に変わりシミ状に見えるもの等々の悩みを聞く事が薄着になる前のこの季節多くなります。
メディア等(雑誌等)で「ニキビの撃退方として出されている化粧品等を使用するのはどうか?」と質問される事が多いのですが私は何も使用しないようにアドバイスをいつもしています。
そのトラブルに「長く悩まされている」または悩みまではいかないが「予備軍である」人達の多くに共通することに「責任が強い」「大きな責任を背負い込みやすい」頭の回転が速いため「人の何倍も心配事をみつけてしまう」「心理的緊張が高い環境にいる」などが背後に潜んでいる場合があります。
背中のトラブルになっている原因は単なる美的な原因だけで解消されるものではない場合があります。また背中のトラブルでも上部に出来る場合と下部に出来る場合とでも想定される状況は違うのです。
私たちは常になんらかの感情を持っていますが、ひとつひとつの感情に伴い筋肉や血液や内臓や内分泌腺に変化が起きています。其の感情の中で「不快な感情」というものがありますが、それは身体の様々な部位に刺激を与えるような感情になります。
「不快な感情」は神経系を通じて臓器や筋肉を普通以上に刺激したり、内分泌を強く刺激したりし同様に免疫機能も低下させたりします。
不快とは「不安・心配・落胆・切望他」の感情を言います。この状況下のとき骨格筋(筋肉)の緊張(収縮)がおこります。その際皮膚の下の細かい血管が収縮することがあります。そのたびにわずかな血清が血管から押し出され細胞組織に蓄積していきます。そのことがやがて皮膚表面が少し肥大するようになり次に赤くなります。そしてそれが進むとかゆみに襲われ皮膚炎になります。
そのため背中の緊張の緩和と血管の拡張と皮膚表面の角質の正常化と赤み痒みの対応ができて初めて背中のトラブルが改善の方向に向かいます。
これからの季節薄着になり背中のトラブルが気になる人は下手に「ニキビに効きます」という化粧品を安易に背中に塗りすぎないように。上記のような状態・状況にあり日々の服装は通気性の悪い会社のベストつき制服で過ごし背中に汗・蒸れ感を常感じている。其の場合は更にトラブル箇所の肥大に繋がる可能性がありますので・・・。
適切なケアをすることで背中はかなりきれいになりますよ。
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